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総伝写真帳の本当

 琢磨会技である(本来の意味で)総伝技には本当があるのをご存知であろうか。一生懸命に総伝技を研究されている方々に水を差すようなことをズバリ申し上げると、総伝帳を丸ごと信じる方は総伝技継承はおやめ下さい。間違った総伝技を稽古し、それを本当の総伝技のごとく稽古するのは時間の無駄とは言いませんが、初伝118ヶ条をとことん稽古して身につける方をお勧めいたします。

 総伝写真帳1-9巻は未完成ですが後に朝日の久先生が訂正し直したものが本技。

確かに正しいし総伝写真技も勿論あります。

 今週の稽古技写真の7巻26手も本当とは違います。写真と解説の整合性が一部なく、確証の無い師範や先生がこの技を再現してもこの技の手順が正しいかどうか判断できない。

 大事なことは、総伝を学んだ先生から学ばないといけない。(小泉師範の口癖)また人間の記憶力は知れていますから、先進的なデバイスなどを駆使し記憶に総伝技をとどめることが肝要です。稽古時に総伝写真帳を何冊も持ち歩くことはリスクが高く、非効率が悪く我輩は致しません。すでに総伝写真帳は次を繋ぐ方に譲り伝承を託さなければなりません。総伝土曜クラブでは、すでにそのプロセツが始まっています。

 総伝写真帳は総務長署名と㊞(久先生か森先生のどちらか)と譲り受けた方の氏名が記されており、託された方たちは自分勝手に再版や販売は許されません。上記の署名と印がない帳は稽古積まず手に入れた者でしょう。大手を振って公開はできないと思います。

 琢磨会発足後、森前総務長より印可を受け記名入りで写真帳を託された方は、吾輩は全員存じております。高等館の方々も正当に所持しております。法人になってからは森前総務長は渡していないはずです。琢磨会で総務長印の無いものは無許可コピー本です。稽古なきものが持つものではありません。稽古を積んだ者だけが正道です。




今週27日の写真技7-26手の解説文には一部間違いがあり稽古で久先生の正しい形を指導します。


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