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琢磨会技

 そもそも琢磨会技は総伝技に集約されます。今ある初伝118ヶ条は宗家筋の時宗先生を久先生が後押しするために惣角先生からお受けになったものです。

時系列では、総伝技前期の植芝先生、総伝技後期の惣角先生、時宗先生の順に琢磨会に継承されていました。

 琢磨会(法人琢磨会ではありませんよ)では審査改革時に客観的審査方法採用と総伝技(惟神)採用が決まりました。それ以降、総伝技の普及や研修会が定期的に行われ、指導部員らの師範を中心に総伝技継承が進みました。今でも三段以上には惟神総伝三本、四段には四本の総伝試技が課されています。

 箕面武道館でともに総伝稽古した今は別会派の講武館の人たちを除き琢磨会で総伝をよく知り稽古しているは総伝土曜クラブ、西宮、難波、藤井寺、岸和田の道場でしょう。特に先の前三道場は普段の稽古でも総伝、惟神、初伝を稽古課目としており脈々と稽古伝承しています。

 前述の通り、琢磨会技の最優先は初伝118ヶ条ではなくて総伝技であります。(もちろん初伝118ヶ条も重要です)


久先生の注意事項

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