いわゆる大東流の一ヶ条は時宗伝に代表されますが、琢磨会では総伝写真帳のような一ヶ条(肘抑え抱き首一ヶ条他)もあります。この七巻27条技は見るのと実技でやるのと大違い。実際の稽古でも中々、抱き首時に相手肘がゆるゆるになり逃げられてしまうのがオチです。捕りの両手を離しても相手肘が折れるぐらい極めた状態で抱き首に行くことが肝要。
ここまでの総伝技になりますと四ヶ条、手刀押さえなどが無意識でできておればよろしかろうと思います。稽古十年で手首取りを団子握りでは合気柔術に進まないかもしれません。
総伝は、技の宝の宝庫です。総務長印可の受けた方々とは久先生印可の教授代理の方々、久先生が贈呈した一部の高名な合気道家や森・前総務長印可を頂いた旧指導部の方々、総伝土曜クラブの先生だけが総伝写真帳を所有しています。(琢磨会総務長印可の無い総伝帳は無断でコピー製本しているかの類です。)
しっかり稽古をして総務長の印可を受けて総伝の継承指導に役立てて頂きたいですね。
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