21日の大阪城修道館・琢磨会大会&合同稽古会時の技の出典検証を試みてみました。
我がクラブ・総伝土曜クラブの演武技はすべて琢磨会継承技総伝技を演武技としました。特に琢磨会の基本書というべき総伝「惟神の武道」より選んだ技を演武しました。我がクラブは琢磨会継承技のみの演武ですので技の出典先が明白です。演武技の習熟度評価は他者にお任せいたしましょう。
さて、団体参加支部の方々の演武技をビデオで再検証してみましたが、初伝118ヶ条からの演武が多数でした。とりわけ2ヶ条までの技が多く見受けられました。投げ技時に畳二畳以上離れたところから手刀を入れてみたり、残心を取らない(取り方を知らない?)中堅黒帯の方々がいたりしていました。一部、個人的に残念だったところは、今は別派の技と思わしき形が見受けられました。それも演武大会は祭りですのでいろいろな技の披露があっても良いかも。
四国三団体を除き、琢磨会で総伝技を演武指導したのは我がクラブと総務長だけのような気がしました。いつもながら感触として今回の参加者の多くが惟神や総伝帳の技のことを知らない方が多いと感じたのは吾輩だけだったのでしょうか。
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